TRPG

 昨日、間上さん宅にてまるK屋さん、耶摩、めふ、要と共に異界戦記カオスフレアの付属シナリオを遊んだ。大恩ある三輪清宗さんと小太刀右京さん謹製のシステム、買ったからには遊びたいので元を取るべくレッツプレイ。


2005/12/4
異界戦記カオスフレア
「聖戦士、降臨」/GM:オレ


▼主要登場人物

 水城 聖(みずき・ひじり) 聖戦士/フォーリナー/切り札 18/♂
 PLは耶摩。死んだ兄の形見である族車(※ゾクシャ。暴走族仕様の改造単車)に乗る、内気で気弱な少年。しかし心優しく、困っている人が見過ごせない。データ的には、サンプルの界渡りの戦士。
 学校の帰り道、愛車を走らせていると突然七色の光に包まれ、気が付いた時には異世界オリジンのお姫さま(眼鏡っ子)に泣き付かれてダスクフレアとの戦いに巻き込まれる導入。

 イゴール(―) 星詠み/グレズ/マシンライフ 外見32/♂
 PLはめふ。カオスフレア達との幾重にも及ぶ戦いを経て、機械昇華こそ慈悲というグレズの意思に疑問を感じたはぐれ機械生命体。グレズに対して疑問を抱くこと――それ即ち、コロナの導きに他ならなかった。カオスフレアと触れ合う内に、イゴールもまたカオスフレアへと変じていたのだった。データ的には、しろがねの女神。
 友人であるヴィンラントのキリン姫に協力して、カオスフレアの聖戦士を召喚する導入。

“オメガリーダー”エリック・ゴーグ 執行者/ネフィリム/VIPER 25/♂
 PLはまるK屋さん。分刻みで契約する、VIPER最強部隊“オメガフォース”リーダー。異世界オリジンで開花した異能“コロナ”さえも商品にして、対ダスクフレア戦闘が展開されれば「1分100万ドル」という法外な料金をふっかける。病的に報酬を要求するその裏には、かつて貧困故に妻子を失った過去を持つ。データ的には、戦場の毒蛇。
 ネフィリム社オリジン支社長、ジョージ・タックスマンの護衛中に、突如現れたダスクフレア・メディウスに部隊を壊滅させられる導入。

 ルキア・オルトウス 執行者/アルムタート/フォーリナー/ジェネラル/協力者 10024/フタナリ
 PLは間上さん。人間との混血ゆえに、強者を尊び弱者を護るという龍族の変り種。異種交配ゆえか極めて高い神性を持つ、生まれついてのカオスフレアである。そのコロナは炎龍将アジ・ダハーカをも降したとも言われているが、事の真偽をかの龍将に尋ねたものは骨も残らず焼き尽されてしまうという。データ的には白の鳳凰
 調和機械軍グレズが生み出したメタロード・メディウスの破壊を、冥龍王イルルヤンカシュより命じられる導入。

“破滅の皇女”エルダニアリーシャ 星詠み/コラプサー/エンシェント 12?/♀
 PLは要。はるかな太古に消滅した弧界“ソフィア”にてその存在を詠われた破滅の皇女。その古の魂がオリジン世界の辺境に住む、田舎娘に宿ったからさぁ大変。自作のゴスロリ衣装に身を包んだ、幼女の独り旅が今始まった。データ的には、放浪の魔王。
“破滅の瞳”グリシーナに吹っかけられた、破滅勝負。「このオリジンに破滅のコラプサーは、二人も要らないわっ」そう叫ぶ彼女の瞳に映されたのは、ヴィンラントの王都を蹂躙する機械のダスクフレア・メディウス。グリシーナご自慢の破滅を破滅させるべく、現地へと飛ぶ導入。ぶっちゃけ投げっ放し。

▼メモ
 付属シナリオなので、詳細は割愛。諸事情により推奨ミームを守りはしたものの、提示されたサンプルとは一部違うクイックスタートを行ったセッション。光翼騎士が一人も居ません。何か星詠みと執行者が二人ずつ居たりと、珍妙な一行。
 しかし涙フェチ・聖は姫の涙の為に大化けし、おっさんアンドロイドイゴールは一発も荷電粒子砲を撃たず、エリックは“あの”ジョージ・タックスマンから金を巻き上げるだけでなく「よせ! 人間のお前が行けば死ぬだけだ!」などと言わせ、ルキアは二言目には「手合わせ願いたいものだな」と危険な単語を連発し、エルダニアリーシャはひたすら黒い。もう何がなにやら。
 クライマックスには何だかんだで、一撃で587点とかいう夢数字が飛び出すセッションでした。GM含め全員が妄言を垂流し、最後にやったGMがエンギアだっただけに違う路線で弾けたマスタリングとなりました。
 結局時間がなくて二本目はやれませんでしたが、是非とも富嶽枠でPLをやりたいものであります。