アニメ ガンダムSEED-Destiny

 前作ガンダムSEEDの人気を受けて、先々週から始まった新番組「ガンダムSEED-Destiny」。主人公キラ・ヤマトは双子の姉カガリ国家元首を務めるオーブで、親友アスラン・ザラから寝取った恋人ラクス・クラインと平和に暮らしていた。いつの間にかサイコガンを生やし、不可能を可能にするヒーロー・フラガマンのカノジョを寝取った砂漠の虎キチやキラママ、蛇神先輩と一緒に星の子学園を営むささやかな毎日。
 そこに突如現れる、クスリで操られたコーディネーター特殊部隊。*1サイコガンまで装備している改造人間虎キチを後一歩まで追い詰めながらも、拳銃一挺のナチュラ魔乳に全然歯が立たないダメっぷりで蹴散らされた特殊部隊は、機械獣を投入。
 しかし星の子学園の地下には、キラさえも知らない秘密が隠されていた! この日が来ることを予見していたラクスと虎キチによって、前大戦で未完の最終兵器として宇宙に君臨した無敵の核兵器、フリーダムマジンガーが眠っていたのだった!
「この力を使えば、お前は神にも悪魔にもなれる!!」ラクスの手から委ねられた起動キーを手に、キラ・ヤマトの運命の扉が開かれる! デスティニー!
フリーダムマジンガーの核パワーは圧倒的で、並居るザフトの機械獣を核ビームで一掃する! ジャンキー隊長が決死の格闘戦を挑むも、キラの核シールドには傷一つ付ける事ができない。核ライフルで両手両足を撃ち抜かれ、無様に地面に這いつくばったジャンキー隊長に、キラの言葉が響く……。「帰ってDr.デュランダルに伝えな! キラ・ヤマトとフリーダムマジンガーは逃げも隠れもしないぜ!」
 一方、カガリは幼少の頃に決まっていたものの現在のアスハ家の家長が自分であるにも関わらず、見た感じ親族も一切口出しも口添えもしてくれない自由無頼な雰囲気一杯ながら、誰かに政略結婚の手駒にされようとしていた。
ユウナんとこのメイクはド下手で、虎キチが囲っていた情婦のマルシアが着せてくれたドレスよりも万倍似合わないウェディングドレスを着る羽目になっていた。
ユウナも余裕ぶっこいていたが、式場に向かう車中ではカガリを目の前にして素面ではいられない様子。緊張が隠せない初々しい二人は、誰が見ても惑星一お似合いなベストジーニスト。
だが、カガリは実はアスランにベロチューされたり指輪を贈られたりしていて大変! 心優しいユウナはそんな奔放なカガリを哂って赦すのだが、淫蕩なカガリは貧弱なユウナにご不満の様子。
 しかし! 我らが寝取り主人公キラ・ヤマトがそんな結婚を認めはしないぜ! 結婚間際となれば、実姉だろうが何のその! 核ライフルでアストレイジャスティスショット連発で突破、カガリを略奪婚!!
「何をするんだ、キラ! あ、あぁ、やめ、そこは、あぁ〜ん!」とか狭いコクピットの中で組つほぐれつしながら、フラガマンの残り香宿る古巣アークエンジェルに帰等。やたらツヤツヤした顔で花嫁衣裳のカガリとともにフリーダムマジンガーから降りて来て大団円。
 残されたユウナの泣き声は秀逸で、グレネーダーを上書きして消してしまった事をこの日記を書きながら後悔しています。

*1:目の下のクマといいロボトミーされたかのような隊長の台詞といい、明らかにヤク漬けだと思った。